秋風吉田翠9月25日読了時間: 1分秋風名残りを惜しむ西日のように胸に残ったひと夏の喧騒と後悔のザラつきを固く絞った雑巾で拭う空を見つめて揺れる秋桜わたしは暫く音に聞き入った後未だ吊るしたままの風鈴に腕を伸ばした