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月は月であるだけ
- 吉田翠
- 2月26日
- 読了時間: 1分
月は月であるだけ
それぞれは無心でありながら共鳴して、みごとな美をつくりあげていく。
月が水面に映る姿を詠んだ和歌が、遠い昔につくられた 。
月は月であるだけ
水は水であるだけ
過不足のない『純』のままに 、互いをどうこうするなどと、考えることもなくそこに在る。
けれどそれが共振共鳴することで、おおきな『美』というチカラを生み出していく。
意図せずに 。
人と人との間でこれができれば素晴らしい。ハードルは高すぎるほど高いけれど、少しでも近づけることは、決して不可能では無い 。